もはや企業は年功序列、終身雇用という制度を維持できなくなっています。だから、契約社員、派遣社員、アルバイトといった働き方が増えているのです。これらの働き方は非正規雇用と呼ばれ、不安定な働き方の代名詞になっています。それに比べて正社員は安定した働き方というイメージがありますが、長時間労働、過労死、うつになる人も増えていますし、正社員だから安定しているとは決して言えないのが現実です。

それでは安定した仕事を得るには、どうしたらよいのでしょう? 現代において、安定した仕事を保証してくれる会社を探すことは不可能です。安定した仕事を得るには、以下の2つのことしかありません。お客様やまわりの人の信頼を得ること、それから、需要のあるスキルを身につけること。

仕事や働き方について考えると、昔は会社にすべてをおまかせしていればよかったのです。ちょうど、昇りのエレベーターにのっているようなもの。ドアが開いたら降りる人の道をあけ、乗ってくる人のスペースをつくり、行儀よくしていれば上の階に連れて行ってくれました。だいたいは途中で降ろされてしまうのですが……。今の働き方は、登山のようなもの。自分で登っていかなければなりません。登るだけでなく、休むこともありますし、道に迷うこともあります。景色のよい意外なところを発見して、そこでゆっくりすることもあります。

昔の働き方に比べて、今の働き方はずーと難しくなっています。だからガイドが必要なのです。皆様のガイドになるのがアヴァンセ・アジルの仕事です。

<一般に言われている人材ビジネスの基礎知識>

働きたい人と、人材を求めている企業の間に立って就業のお手伝いをするのが人材ビジネスです。
人材派遣と人材紹介(職業紹介とも言う)が代表的な人材ビジネスになります。
人材派遣と人材紹介の事業を行うには、それぞれを規制する法令があるので厚生労働大臣の別々の許可が必要になります。
最初は人材派遣の契約で就業を開始して、その後、社員としての契約に移る紹介予定派遣も登場してから、人材派遣と人材紹介の両方を行う人材ビジネス会社が増えてくると思われます。
このような面では、アヴァンセ・アジルも人材派遣と人材紹介の両方を行う人材ビジネス会社になります。
企業が求める人材を探すための手段として、自社のホームページや求人広告、求人のための専門サイトの利用等がありますが、求める人材を得るまでにはかなりのコストがかかると言われています。
しかもかなりのコストをかけても求める人材が得られない場合もあります。
そこで専門の人材ビジネスの会社の登場となるわけです。企業は求める人材の詳細を人材ビジネス会社に伝え、相応しい人材の紹介を受けた時だけ人材ビジネス会社に手数料を払えばよいのです。
人材ビジネスを行う上で必要なことは、働きたい人の専門性、強み、弱み、性格、価値観、将来に向けての希望を把握して、適職を共に探すこと、企業の置かれている立場、仕事の詳細、求める人材の能力、スペックを把握して、適切な人材を探すことです。

人材紹介と派遣契約の違い